甲府アリアの債務、県費で2億円負担


甲府市川田町の企業団地「アリア・ディ・フィレンツェ」を運営する協同組合ファッションシティ甲府が、企業団地を整備する際に借り入れた中小企業高度化資金のうち約17億円の返済は困難だとして、県に債務の減免を求めた問題で、山梨県が13日、甲府地方裁判所の調停案を受け入れ約2億円の債権を放棄する方針を明らかに。

1994年(平成6年)に宝飾や繊維など地場産業の企業12社が集まって団地が完成。その後、業績悪化などで組合員の計5社が倒産。

利子も含めた組合の借入残高は16億8400万円。組合が土地にかかる約5億円の借入金を全額返済し、倒産した企業5社の建物を売却して返済に充てる。県は残った債権を放棄する。

残った債権のうち、中小企業基盤整備機構に県が償還する約8億円は免除されるため、県は約2億円を県費で負担へ。