県内感染1人目の新たな濃厚接触者は8人

山梨県が8日、県内で新型コロナウイルス感染が初めて確認された60代の会社員男性の新たな行動歴を発表。男性は当初、来客対応がない屋外勤務のため濃厚接触の可能性はないと虚偽の報告をしていたが、副業でコンビニエンスストア「セブン-イレブン山梨上石森店」(山梨市上石森)でのアルバイトが判明。2月27日、3月1、2、4、5日の5日間アルバイトしていた。新たな濃厚接触者はアルバイトしていた同店の従業員ら8人。このうち、従業員1人に発熱が認められたため検査へ。県は、7人に対し毎日、健康状態をチェックし、外出を控えるよう要請。また、オーナーが同じ「セブン-イレブン山梨下神内川店」(山梨市下神内川)も、8日午後3時に臨時休業へ。男性の主な生活圏は甲州市、笛吹市、山梨市。3市に住んでいる人で、発熱等の健康状態に不安のある人は、最寄りの保健所に相談へ。県は今回の行動歴の確認漏れを受け、知事直轄の「感染症対策特別チーム」を8日発足。患者発生時の行動歴の情報収集を強化する。

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