笛吹・県博でシンボル展「天津司舞」開幕

笛吹市御坂・山梨県立博物館で28日、シンボル展「天津司舞(てんづしのまい)900年の想いとともに」が開幕。

国指定重要無形民俗文化財で、人形が演じる「田楽」芸能。同市小瀬町の天津司神社に伝わり、9体の人形がご神体。毎年4月に隣町の下鍛冶屋・諏訪神社まで、ご神体の人形が御神幸(おみゆき)し奉納。家内安全、五穀豊穣を祈る。

天津司舞の由来伝承や歴史の紹介、昭和30年代の写真を展示。また、ご神体の人形を展示して「からくり」のひみつを初めて、江戸初期の用具を約60年ぶりに一般公開する。6月27日まで。火曜日休館。

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