3市町村の野生きのこ、セシウム基準越え!

山梨県が30日、県産特用林産物の放射性物質検査結果(令和4年度第10回)を発表。出荷制限区域(富士吉田市、鳴沢村、富士河口湖町)の野生きのこ16検体を検査。

5検体が一般食品の放射性セシウム基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を上回る。3市町村のショウゲンジ4検体で放射性セシウムを120~210ベクレル検出。また、鳴沢村のアカモミタケ1検体で放射性セシウムを118ベクレル検出。

2011年3月の東京電力福島第1原発事故の影響で、3市町村の野生きのこは2012年秋から出荷制限が続いていて、今シーズン中の出荷制限解除も困難な見込み。県は引き続き3市町村内での野生きのこの採取や販売、摂取の自粛を呼びかける。

シェアする