3市町村の野生きのこ再びセシウム基準越え

山梨県が17日、県産特用林産物の放射性物質検査結果(令和4年度第12回)を発表。出荷制限区域(富士吉田市、鳴沢村、富士河口湖町)の野生きのこ12検体を検査。3検体が一般食品の放射性セシウム基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を上回る。3市町村のショウゲンジ3検体で放射性セシウムを130~160ベクレル検出。基準値を超えるのは今シーズン2回目。2011年3月の東京電力福島第1原発事故の影響で、3市町村の野生きのこは2012年秋から出荷制限が続いていて、県は今シーズンも、引き続き3市町村内での野生きのこの採取や販売、摂取の自粛を呼びかける。

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