山梨県内は警報級の大雪に 交通網も乱れる

前線を伴った低気圧が発達しながら本州の南岸を東北東へ進んだ影響で、山梨県内は10日、広い範囲で警報級の大雪に。甲府地方気象台が同日午後0時18分に県内全域に大雪警報を発令。同日午後7時29分に解除。

10日午後7時の積雪の深さは、山中湖33センチ、大月24センチ、富士河口湖22センチ、甲府19センチ、身延町切石19センチなど。

中央自動車道は、八王子-甲府昭和-諏訪インターチェンジ(IC)間の上下線で、大月ジャンクション(JCT)-河口湖IC間の上下線で、中部横断道は双葉JCT-富沢IC間の上下線で、東富士五湖道路は須走-富士吉田IC間の上下線でいずれも通行止めに。
JR中央線は高尾-小淵沢の上下線で一時運転を見合わせ、遅れや一部運休に。身延線は西富士宮-甲府間の上下線で終日運転見合わせ。
路線バス、高速バスは、一部の路線で運休など。
小中学校と高校、特別支援学校の計270校が終業時間を早める措置、高校と特別支援学校の計8校が休校措置。

甲府地方気象台は、路面の凍結による交通障害や着雪やなだれに注意するよう呼びかける。

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