公立高後期入試0.96倍 過去2番目低さ

県内公立高校入試の後期試験(学力試験)の志願変更が締め切られ、最終志願状況が28日発表。甲府商を含む全日制26校と定時制7校。

全日制は募集定員3601人に対し3489人が出願。最終平均競争倍率は0.96倍。前年より0.01ポイント上がる。現行制度になった2007年入試以降、過去最低だった2022年の0.95倍に次ぐ過去2番目の低さに。
最高倍率は笛吹の食品化学科で1.40倍、次いで吉田の理数科で1.38倍、甲府南の理数科で1.36倍、笛吹の果樹園芸科で1.31倍など。定員割れは14校23学科。

定時制は募集定員570人に対し136人が出願。最終平均競争倍率は0.23倍。

試験は全日制が3月3日、定時制が3月3、4日。追試験は3月7日。合格発表は3月10日。ただし、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、3月3日の試験、3月7日の追試験が受けられない受験生が出た場合は、3月3日に県教委が特別日程に移行するか判断。特別日程に移行した受験生は3月14日に追試験を受けることがでる。移行した場合は、合格発表が3月10日から3月16日に延期される。

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