公示地価 山梨31年連続下落、上昇18件

国土交通省が22日、1月1日現在の公示地価を発表。山梨県内は31年連続下落。県内167地点で1平方メートルあたりの平均価格は前年比0.4パーセント減の4万2300円。住宅地は1平方メートルあたり前年比0.6パーセント減の3万4700円、商業地は1平方メートルあたり前年比0.4パーセント減の5万8700円、工業地は1平方メートルあたり前年比1.7パーセント増の2万4700円で2年連続で上昇。

県内の最高価格は、住宅地は10年連続で上野原市上野原字押出しで1平方メートルあたり6万6800円(前年比0.1パーセント減)、商業地は19年連続で甲府市丸の内1丁目で1平方メートルあたり29万2000円(前年比0.3パーセント減)。最も上昇率が高いのは、リニア中央新幹線駅ができる甲府市大津町(工業地)で4.1パーセントの上昇。

上昇は18件で、住宅地が9件(昭和町4件、中央市2件、北杜市1件、富士吉田市1件、忍野村1件)、商業地が6件(甲府市5件、昭和町1件)、工業地が3件(甲府市1件、都留市1件、昭和町1件)。

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