山梨県が9日、県内の養殖業者でコイヘルペスウイルス(KHV)病が確認されたと発表。県内養殖業者が、輸出錦鯉衛生証明書発行のための定期検査(KHV病検査)を業者に依頼したところ、3日にKHV病の陽性が確認される。その後、県水産技術センターの一次検査で5日、陽性を確認。国立研究開発法人水産研究・教育機構水産技術研究所の確定診断で9日、陽性が確定。県は、養殖業者に対して持続的養殖生産確保法に基づき、まん延防止措置命令を発出。コイ以外の魚には感染しない。感染したコイに触れたり食べたりしても、人体への影響はない。県内でのKHV病の発生は2020年以来、36例目。