台風10号による気圧の谷や湿った空気の影響で、山梨県は29日、各地で激しい雨が降る。
上野原で午後7時22分までの1時間に42.0ミリ、山中湖で午後7時11分までの1時間に40.5ミリ、大月で午後7時30分までの1時間に35.0ミリ、南部で午後8時14分までの1時間に34.5ミリ、身延町切石で午後6時37分までの1時間に24.5ミリ、富士河口湖で午後6時59分までの1時間に23.0ミリ、甲州市勝沼で午後7時24分までの1時間に20.5ミリの雨を観測。
上野原では日降水量が149.5ミリで、8月の観測史上最大を記録。
甲州市、上野原市に午後8時4分、大雨警報。富士吉田市に午後9時10分、洪水警報。身延町に午後10時24分、富士吉田市に30日午前0時23分、富士河口湖町に午前1時12分、笛吹市に午前1時42分、都留市、大月市、忍野村に午前3時24分、大雨警報が発表される。
山梨市、甲州市、身延町、大月市、上野原市が避難所を開設。
JR中央線は高尾-大月間で運転見合わせ。身延線は西富士宮-鰍沢口間で運転見合わせ、富士-西富士宮間、鰍沢口-甲府間で遅れが出る。1校で終業時間を早める措置など。