富士急グループの「富士山麓電気鉄道」が24日、国土交通省関東運輸局からの指示(12日付)で、富士急行線の車両の輪軸の緊急点検を実施し、車輪の緩みがなく安全性に問題ないことを確認したと発表。
輪軸の組立作業の委託業者の1社である京王電鉄グループの「京王重機整備」(東京都渋谷区)が、圧入力値が目安値を下回っていたにもかかわらず、目安値内の数値になるよう改ざんして報告書を提出していたと報告。また、別の委託業者の中でも、圧入力値が目安値を下回っている輪軸などが確認される。同社は特急車両、普通車両あわせて124軸を緊急点検し、問題ないことを確認。