大月、不正請求の介護事業所を指定取消処分

大月市が14日、介護報酬を不正請求し受領したなどとして、介護保険法に基づき介護事業者「特定非営利活動法人ラクーダ」(上野原市秋山)が運営する介護事業所「ナーシングホーム猿橋」(大月市猿橋町)の事業者指定を取り消したと発表。

人員が不足していたにもかかわらず介護報酬を不正に請求し受領していた「不正請求」、提供すべき食事の摂取カロリー(男性1日1800キロカロリー)の半分程度の食事を提供していたなどの「人格尊重義務違反」、宿泊定員や通い定員を超えた状態でサービスを提供していた「運営基準違反」があった。返還請求額は1191万3960円。処分は12日付。

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