甲府市貢川・山梨県立美術館で15日、特別展『ドキュメント「アートキャンプ白州」-記録映像で甦る夏1988~2010-』が開幕。
1988年に山梨県北杜市白州町で音楽、演劇、舞踊、美術、建築、農業など、あらゆる表現に関わる人々が国内外から集い、稀有(けう)なお祭り「白州・夏・フェスティバル」が行われ、その後、「アートキャンプ白州」「ダンス白州」とタイトルを変えながら2010年まで続いた。その中心を担っていた山梨県を拠点に活動するダンサー、田中泯(たなか・みん)さんは、農村地から都市を逆照射するかのように芸術の真髄(しんずい)を模索し発信した。
本展ではその歴史を物語る記録映像や資料を展示し、「アートキャンプ白州」を山梨県であらためて紹介する。3月23日まで。休館日は月曜日(3月3~10日は館内整備のため休館)。