新型コロナ「5類」移行 対応が変わる

新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが8日、季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行。

感染者への「外出自粛要請」はなくなり、「隔離」を目的とした施設も原則なくなる。
受診は限られた医療機関でのみ可能だったが、幅広い医療機関で受診可能になる。
検査費用や外来医療費の1割~3割が「自己負担」になる。
コロナ治療薬は9月末までは引き続き公費で負担される。
入院費用の急激な負担増を避けるため、9月末までは高額療養費の自己負担限度額から2万円(2万円未満の場合はその額)が減額される。
ワクチンの接種は、今年度中は引き続き自己負担なく接種できる。

毎日公表していた患者数や死亡者数の「全数把握」はなくなり、定点医療機関から報告を受けた感染者数を1週間分取りまとめて週1回公表する「定点把握」になる。死亡者数の公表はなくなる。

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