県「ホームエイド給付金」3万円を終了へ

長崎幸太郎知事が28日、定例記者会見で、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少してきていることや、病床使用率も落ち着いていることなどから、療養体制の見直しを行うと表明。

病床確保計画の段階を現行の「フェーズ3」から「フェーズ2」に引き下げ、病床数を225床から165床に減らす。宿泊療養施設も現在の8施設(計1135室)のうち4施設(計419室)の運用を休止し、4施設、計716室にする。

また、第6波による医療提供体制のひっ迫を受けて感染者の自宅療養「ホームケア」を勧めてきたが、感染者数が減少したことから、7月4日から感染者本人が「宿泊療養施設」か「ホームケア」のいずれかを選択する運用に変更する。ホームケアした感染者に対して県が支給していた療養支援金「ホームエイド給付金」も終了する。

(追記)
感染者がホームケアした場合は3万円、退所後ケアした場合は1万5000円が給付される。

※ 1月下旬~6月24日までに、計1万6068人に対し、4億5696万円が給付される。

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