笛吹・県立博物館で「御嶽昇仙峡」展が開幕

笛吹市御坂・山梨県立博物館で27日、シンボル展「国名勝指定100周年記念 甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡」が開幕。

御嶽昇仙峡(みたけしょうせんきょう)は、仙娥滝(せんがたき)や覚円峰(かくえんぽう)に代表される自然の造形美を見ることができる山梨を代表する景勝で、今年、名勝指定100周年を迎える。最奥に位置する「金峰山(きんぷさん)」に対する山岳信仰や、かつては我が国有数の産出量をほこった「水晶(すいしょう)」とその研磨(けんま)産業など、歴史・文化に関わる遺産も豊富。

さまざまな歴史資料や美術作品約50点を通じて、御嶽昇仙峡と地域の人々が守り、育んできた景観と、その文化の足跡について紹介する。6月26日まで。火曜日休館。

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